低予算で始められるメンズエステは現在でも全国的に広がりを見せています。
ここではメンズエステをこれから始めようと思っているオーナー様や独立してお店を始めようと思っているオーナーセラピスト様に、メンズエステ店をどの様にして始めたら良いかをご紹介いたします。
予算を準備する
低予算で始められるメンズエステは現在でも全国的に広がりを見せています。始める際には場所・備品・広告費などがかかります。全体的にいくらの予算が必要かを考えましょう。
①ルーム
都会や地方によって価格は様々ですが、1ルームマンションの家賃10万円程度でも、敷金・礼金や手数料などを含めると1室40万円~50万円程度は費用がかかります。
ルームは何部屋用意するかによって予算も売上も大きく変わります。
またルームを持たない出張型のメンズエステ店もあるので予算や営業方法も含めてしっかりと検討しましょう。
②備品
【家電、家具など】
・電話(スマホ、固定電話どちらでも可)
・洗濯乾燥機(タオルの洗濯に利用します)
・冷蔵庫(お客様へお茶などを提供する際に利用します)
・照明器具(施術中の明るさ調整に利用します)
・スマホ・パソコン(サイトの更新やお客様の予約を受ける際に利用します)
・掃除機(ルーム清掃に利用します)
・WI-FI(スマホやパソコン用に使用します)
・電子レンジ(女の子が食事を温めたりする際に有ると便利です)
・オイルウォーマー(オイルを温めて使用出来ます)
・マットレス(安価な物から高価な物まで様々有り、大きさ・質感・防水性などお好みに応じて用意しましょう)
・防水シート(オイルでマットや床が汚れない様に使います)
・テーブル(お客様にコースの説明をしたりお茶を出したりする際に有ると便利です)
・ソファー(テーブル同様にセットで購入しましょう)
・カーテン(リラックスして頂ける様に部屋は暗くする事が多いです。遮光性の高いカーテンを準備しましょう)
・間接照明(暗くした店内をほんの少し照らす間接照明が有るとお客様もリラックスできます)
・鏡(メンズエステと言えば鏡と言っても過言では無い物です。大き目を選ぶと視認性が良くなります)
・制服や衣装(衣装が自由のお店も有りますが、統一感やコンセプトに合せて制服を用意しましょう、また衣装チェンジを希望されるお客様もいらっしゃいますので何種類か衣装があると便利です)
【消耗品】
・バスタオル(お客様に掛けて使用したり、マットに敷いて使ったりと利用頻度は一番高いです。触り心地の良い物を選びましょう)
・オイル(マッサージをする際に利用します。肌に優しい物や香りの有り無しなどお好みに応じて用意しましょう)
・紙パンツ(オイルで汚れない様にマッサージの際に利用します。紐タイプやブリーフタイプなど、お好みに応じて用意しましょう)
・ボディーソープ(施術前や施術後にお客様に身体を洗って頂きます)
その他に、時計・ドライヤー・キャッシュボックス・ゴミ箱・収納棚・荷物入れ・ハンガーポール・ハンガー・マウスウォッシュ・消毒液など、すべて必要という訳ではありませんが少なくとも40万円~50万円程度は必要になるでしょう。
③広告費
お店のオフィシャルHPを作成しないと広告に掲載できないのがメンズエステ店の大きな特徴です。
HPは月額費用だけのパッケージ版などもありますが、オリジナルで作成した場合は10万円~50万円ぐらいの範囲で予算を考える必要があります。
営業広告費は月額5万円~10万円程度、求人広告費は5万円~10万円程度の費用を見込みましょう。
以上を合計すると、
初期費用で120万円~300万円程度、ランニング費用で30万円~50万円程度の予算が必要になります。
場所を決める
場所選び一つでお店の売上が変わると言っても過言ではありませんので、慎重に決めましょう。
・都心部・中心部
人口も多く他県からの出張客なども見込める半面、すでに多くのお店が有り競争力が高い為、他店に負けないお店作りが必要となります。
・地方エリア
競合店が少ないため、需要が有れば人気店になる事も難しくは有りません。ただし、需要その物が無い場合もある為注意が必要です。
・ルームのタイプ
お客様はワンルームマンションタイプを好む傾向が高く、セラピストやお店に人気なのは2LDKの様なタイプです。
どのようなマンションを借りる場合でも、大家さんの許可が取れる物件を借りる事がトラブル無く始めるポイントです。
お店のコンセプトを決める
メンズエステ店と言ってもコスチュームや年齢など様々なコンセプトのお店があります。出店するエリアにどのようなお店があるか、事前に調べておくとコンセプトを決める参考になるでしょう。
一般的に、セラピストが喜ぶコンセプトではお客様は呼びにくく、お客様が喜ぶコンセプトではセラピストを採用しづらくなります。オーナー様がやりたい事だけでは無くバランスも考えましょう。
HPや広告媒体を決める
お店のコンセプトが決まったら、いよいよオフィシャルHPを作成しましょう。
メンズエステ店ではオフィシャルHPが重要で、HPを持たないと広告掲載出来ないサイトが多いです。
先にも述べた様にHPの制作料金は様々ですので、予算やコンセプトに応じてしっかりと作成しましょう。
HPが完成したらセラピストの求人広告、お客様への営業広告を決めましょう。
エリアによって広告媒体の強い弱いが有りますので、競合店の利用している広告の状況や各広告媒体の営業担当・広告代理店などを通じ情報収集をしましょう。
備品の準備をする
マンションの契約やHPや広告媒体も決まったら、いよいよオープン日に向けて準備を始めます。
オープン前にセラピストの募集やセラピスト向けの施術の講習が必要なので、オープン日より最低でも2週間前には各備品を揃えるようにしましょう。
必要な物は1の②で記載した物を中心に準備してください。
中でもタオル類は毎日沢山必要となりますし洗濯乾燥の時間もかかるので、十分な量を準備しておく事をおススメします。
オープンに向けて準備~いよいよオープン
お部屋の備品などの準備をしながら、セラピストの面接や施術の講習を行います。
セラピストには身分証明書の他に業務委託契約書や誓約書を作成してサインを貰いましょう。また、お客様にもご利用の際の注意事項やルールを守ってご利用頂く誓約書を頂くお店も有りますので、必要に応じて準備しましょう。
施術の講習はオーナー自ら講習する場合もありますが、経験のあるセラピストが教える場合もあります。施術を教える方がいなければ、トレーナーと言われるプロにお願いするのも良いでしょう。
またオープン前には必ず実際にお客様から電話があった時を想定して、電話対応~セラピストへ依頼~施術の開始から終了の流れ、お客様が退室した後の清掃まで、次のお客様を迎えられるまでの準備を練習しておきましょう。
お店のHPや広告媒体の使い方をしっかりと勉強し、各種SNS(Twitter、インスタグラム、tiktokなど)を利用し、フォロワーを増やしたり実際に投稿をしましょう。(SNSはお店用とセラピスト用を準備して、各セラピストも投稿出来る様にすると良いです)
ここまで色々と準備が大変ですが、オープン日にはスムーズに行かない事もあるかもしれません。そんな時は心を落ち着けて、お客様や女の子にとって安心して利用できる事を一番に考えて行動しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はメンズエステ店を始める際に必要なことや必要な物を中心に説明しました。
全国的にメンズエステ店は店舗数が多く、年々その数も増え続けています。他店の真似だけではお店を繁盛させるのが難しい時代と言え、他店には無いコンセプトやサービスで差別化をして行く事が重要です。
もしも差別化をどうするか悩まれている場合は、お客様が簡単に予約出来るツールを利用して利便性の向上を図るのも簡単に差別化する方法の一つです。
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